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2012
01.24

田中正造・南方熊楠 「いのちの思想家」と「知の巨人」からのメッセージ

Category: 共生への道
22日、神戸から帰った夜
NHKの番組『日本人は何を考えてきたのか / 第3回
「森と水と共に生きる〜田中正造と南方熊楠」』を観た

僕のライフワークの師と仰ぐ二人の巨人
田中正造と南方熊楠の足跡を辿り
混迷した「今」の問題の本質に迫り
解決の糸口を探ろうという試みだ

ご存じの通り、田中正造は
今から100年ほど前
足尾銅山鉱毒事件で被害民救済の活動を通し
人と水と森が共に生きる思想を生み出した

着の身着のままで奔走する正造の
あまりのみすぼらしさに支援者が新しい着物を提供すると
正造はその新しい着物を、
更に貧困を極める農夫のボロ衣とすぐに交換し
またボロを纏い走り回っていたと言う

田中正造
              ◆田中正造◆



南方熊楠は時の政府による「神社合祀令」が、
地域の生態系や文化を破壊するとして
反対運動を展開し、地元、熊野の森を危機から守ろうとした

肩書を嫌い、独学と徹底したフィールドワークにより
粘菌などの生物学の研究から民俗学、
宗教学など幅広い知見を得て
南方曼荼羅とも呼ばれる知の体系を編み出し、
日本にはじめて「エコロジー」の思想を紹介した。

フンドシ一丁で野山を自在に駆け巡る熊楠を
地元人は「てんぎゃん(天狗)」と呼んでいたといわれる

南方くまぐす写真
                   ◆南方熊楠◆

二人共に、変人と呼ばれながら
人として そして地球に生きる生命体としての
真のプライドを掛けて
我欲に溺れる権力者を相手に最後まで闘い続けた

その二人の言葉が今 深く心に響く

「真の文明は山を荒さず
川を荒さず 村を破らず
人を殺さざるべし / 田中正造」
          


「肩書きがなくては己れが何なのかもわからんような
阿呆共の仲間になることはない / 南方熊楠」


…この二人の 足元にも 到底及ばないが
 その足あとを 僕もまた辿る決心を 新たにした

くまくす曼荼羅
◆熊楠が描いた曼荼羅。筆者の勝手な感想だが、現代の生物学で云う「食物網」のイメージと重なる。
また、アイヌやケルトの模様にも通じる◆


【参考資料】
田中正造大学

「南方熊楠を知る辞典」

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コメント
このお二人をとても尊敬しています
でも、この日の番組を見落としてしまい いつか再放送を、と願っている所です
Noriさんの説明で概要がわかって嬉しいです
ありがとうございます
田中正造さんを思うと胸が痛くなります
yuukodot 2012.02.02 21:51 | 編集
いつもコメントありがとうございます。
この番組は永久保存版だと思うのですが
僕も録画が出来なかったので、再放送を願っています。

ところで今年は北海道の雪もハンパじゃないようですが
どうぞ気を付けてお過ごしください。
会津では昨日ドカ雪になり、
あっちこっちで車が雪の山に突っ込んでいました。
僕も地吹雪の中を帰宅したのですが
途中何度もホワイトアウトになり怖かったです。

Haokahdot 2012.02.03 20:50 | 編集
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