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2011
07.14

我が家の水場 (2) ヘイケボタル

Category: 共生への道
7月4日のblogに登場したのはゲンジボタル。
そのゲンジボタルの飛翔も既に盛りを過ぎ
ヒグラシの鳴き声が濃くなるのにつれて
今度はヘイケボタルへとバトンが渡された。

そのヘイケボタルが上手の水場に住みついてくれている。
しかも毎年少しずつ増えている。
別に増やそうと思って何かをしているワケではないのに
どういうワケだか増えてくれている。

周囲の友人らに、ついその事をプチ自慢してしまう。
頑張ってくれているのはホタルなのに。

07-16 heike-botaru
         ヘイケボタルの「純」君 ついフラッシュを焚いてしまった。ゴメン !

さて、
巷ではそのホタルを、人工的に増やす活動があちこちで行われている。
それは自然が多く残ると言われている、ここ、会津でも盛んだ。
しかし、その人工的なホタルの里づくりに警鐘を鳴らしている人たちがいる。

そのメッセージを以下引用します。

◆各地でホタルが沢山飛んでいるということは素晴らしいことですし、喜ばしいことではありますが、その方法に関しては問題がないわけではありません。
 
ホタルを見に出かけて行き、ホタルを見た時に「ホタルが、いた!」といいます。しかし、そのホタルはその場所で生活(生息)しているのではなく、存在しているだけなのかも知れません。

人々がホタルを見て楽しむために、人々にホタルを見せるために、ホタルの生態や生息環境を無視して、養殖・放流されているのです。
このままでは、ホタルは里山という豊かな自然環境、生態系の結晶でも自然環境のバロメーターでもなくなってしまうかも知れません。

(中略)

河川整備に関しても、ホタル護岸さえすれば、良好な水辺環境が再現されるはずであるとか、ビオト-プを造ることが自然との共生であるという発想、これは、我々人間だけを尺度にした間違った考え方です。

見た目だけの快い環境では生物は生きていけないということに気づかなければなりません。ホタルを取り巻く生態系は、単純ではないのです。

都市に造った親水公園やホタルの小川などで、ホタルが飛べば「自然」であると思うのも錯覚です。本来の生態系から切り離されたホタルは、人間のペットに過ぎません。

(中略)

私たちは、まず、「ホタルは自然環境の結晶」という認識を持ち、ホタルが一生通じて暮らせるようなホタルの生態系を保全或いは復元することに全力を注ぐべきなのです。ホタルの生きる環境が整えば、生態系のバランスの中でホタルは徐々に増えていくのです。そうしなければ、本来のホタルの舞う自然は戻っては来ないのです。

 例え僅かなホタルしか飛ばなくても、豊かな生態系を継続維持、或いは取り戻すことに努力した結果であるならば、ホタルは定着し大きな価値と意味があるのです。それがホタル保護なのです。

(中略)

ホタルを守るということは、一番の天敵である「人間の身勝手さ」から守るということかも知れません。

「人のため・・・」、つまり人にホタルを見せるためが優先された場合は、ホタルの保護や自然環境の保全とは、必ずしも一致しないのです。
何よりも、まず「ホタルのため」を優先させなければ、ホタルは里山という豊かな自然環境、生態系の結晶でも自然環境のバロメーターでもなくなってしまうかも知れません。
「人が見て楽しむために、生態系を無視して人の手によって養殖されている昆虫。」になってしまいます。

◆以上引用【ホタル百科事典 / ホタル保護と再生の今日的問題】より

私たち人間のご都合主義による、浅はかな自然観、自然感への警鐘。
同感である。

それはホタルの乱舞する様子を「まるでクリスマスのイルミネーションの様でした。」
と表現をする人たちにも言える。
この表現も、その「人間の身勝手さ」がよく表れている本末転倒の「感覚」だ。

ウチの水場のヘイケボタルが紡ぎ出す幽玄な世界、その美しさは
人工のクリスマス・イルミネーションなど足元にも及ばない。
清楚ながら実に奥深く、そして生命の奇跡とも呼ぶべき
自然界からの貴重な、貴重なプレゼントだ。

2011-07-16-yakey
  昨夜、水場から眺めた風景 光は月の光だけ この暗さもホタルには大切


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コメント
役場がやはり数年前平家ホタル幼虫を家の前の川に放しにきた。が、育たず。 お隣さんの池には成育して毎年増えていってる。うちの池は水温が低すぎるとの事。でもネイチャーガイドの友人曰く、放した幼虫は在来種の亜種で、やはりよくないとのこと・・・。
我が家の虫自慢はなんといっても毎年大発生する「カメムシ」です。絶滅危惧種の「ヨツモンカメムシ」も多い。あと「ブヨ」、「スズメバチ」…。><; カメムシ、今度ゆうパックで送るよ~♪
takayadot 2011.07.15 14:14 | 編集
< カメムシ、今度ゆうパックで送るよ~
…って、そーいう行為が固有の生態系破壊につながるのじゃろがー(ー_ー)!! ばかたれ。
じぇったい いらんからなっ !

それにウチもカメなら負けんぞ。
特に最近メスの「オオクラレイコカメムシ」の勢力が更に強くなり、どこはばかりなく屁をこきまくっている。
これには流石の「ゲボクノリカメムシ」もたじたじである。

いやいや、それだけではない。只でさえ元々テリトリーが狭いのに、最近は益々居る場所がだんだん狭められている~。
絶滅寸前だ~(T_T) わー。


Haokahdot 2011.07.15 17:44 | 編集
去年 うちの周りでも初めてホタルの光が見られましたよ♪
嬉しかった~~~☆
水温が低すぎたらカワニナが育たないの?
では、あれはどこで育ったホタルたちかな

カメムシは私も荷造りして送りたいです
でも、本州ではあの芳ばしい香りのヨツモンカメムシがレッドデーターブックの載っているとか・・・?
yuukodot 2011.07.16 07:49 | 編集
コメントに反応して書いてしまってゴメンナサイ
源氏の後に平家が登場するのですね
子供の頃は単に ホタルが光ってる、というだけでした
沢山ぽわ~んぽわ~んって 飛んでいたっけ

本体の写真を見ると うちの周りにいるオバボタルとそっくりの形です
あのオバボタルも光るのかな??
NORIさん いい環境にお住まいですね
ホタルって毎年見ても見るたびに感激しますよね

でも、、、避難してほしいな、って思います
安全な場所なんて どこにもないような気もしますが
yuukodot 2011.07.16 07:56 | 編集
いえいえ、コメントにもぜひぜひ反応、お願いします。

ヘイケとオバボタル、確かに似ていますね。
ただ発光色が違うようですね。
ヘイケはゲンジと同じ薄緑。
オバボタルは赤い小さな光のようですが、僕はまだ見た事はありません。
で、見たことが無いといえばヒメボタル。
探しに行こうと思いながらそのままになっています。
見つけたら、また報告しますね。

ところで推測ですが、流水の水温が低くても、淀みがあり、日当たりなどの関係で淀みの水温が高くなるような場所であればカワニナも生息できる可能性はあるのではないでしょうか ?

それからヨツモンカメムシは富山で希少種になっているようですね。

「でも、、、避難してほしいな、って思います 」

県内の放射線量の高い地区にはペットや家畜だけでなく、モリアオや猛禽類、野生動物、そして海洋生物のたくさん棲息する素晴らしい環境が残っている場所があります。

それを思うとホントに辛いです。


Haokahdot 2011.07.16 13:33 | 編集
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