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2013
03.22

彼岸獅子

Category: 雑感
3月20日 春分の日

会津地方ではこの日、
一般的には「豊作と家内安全を祈り、春の訪れを喜び合う伝統行事」
と云われる「会津彼岸獅子」が行われる。
僕の住む会津美里町では西勝と呼ばれる地区が唯一、獅子舞を伝えている。

数日前までの冬日が嘘のように、暖かく春めいた日和の中を
その西勝の彼岸獅子を観に出かけた。


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この一連の動きや、お囃子の笛のメロディーが、佐渡の地の祭り「鬼太鼓」の前浜系によく似ている
何故か? …その事は長くなるので、またの機会に…



こうして集落の一軒一軒を門付けして巡る
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さて、この獅子舞の会津への伝来にはいくつかのルートがあるようだが、
西勝地区の獅子舞は、寛永20年(1643)に保科正之が山形から会津に移封になったとき、
一緒に伝えられた「山伏神楽」系統の神事が源流であるようなのだが、
更に歴史を辿ると、その起源はどうやら縄文にまで至る。

かつて人は山に住むイノシシ、鹿(カノシシ)、カモシカ(カノシシ)など、
古来より日本の山に生息していた獣一般の総称を「シシ」と呼んだ。

神は山にいると信じられており、山に住むシシは神の化身であり、
神の使いと考えられていた。
よって、田畑で悪さをしても捕まえたり追い払ったり
ましてや殺したりすることはなかった。

そのために、シシが里で楽しく舞い遊び、
悪さをせずにそのまま帰る姿を寺社の前で演じ、
そうなる事を祈ったのが獅子舞の始まりと考えられている。


ところで、会津美里町で唯一、獅子舞を伝えている、この西勝地区こそが
先日、ご紹介をした百姓詩人、前田新さんが住んでいる地区である。
その前田新さんが彼岸獅子のことを「わが会津」という詩集に綴っている。

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そしてこの日の朝、雪解けの進む近くの林縁の土手に、今年初めてのイチゲの花一輪…
前夜から朝まで降ったなごり雪を割って、ゆっくりと、ゆっくりと首をもたげ始めた。
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人の世に屈服し、奪われ、殺されてきた、
野や森に生きる、
たくさんの仲間たちの命を弔い、鎮めるかのように
純白の花を咲かそうとしている
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