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2012
11.06

帰郷 佐渡へ   前編

10月3日夜

40年近くの親交があり、今は佐渡に住む無二の親友から電話が入った
乳癌と、なんとか折り合いを付けようとしていた
彼と33年間、人生を共に歩いて来た彼の無くてはならないパートナーであり
僕らの人生にとっても欠かせない友であったHちゃんが
壮絶な闘病の幕を閉じた

享年53

電話を切った後、すべての予定をキャンセルし
10月4日早朝、佐渡へと向かった


2012-11-04~05

■半年ぶりの日本海。今日は穏やかにたゆとう。陽光に遥か佐渡の碧い島影が浮かぶ。




2012-11-04~05 (1)

■新潟港からずっと一緒の旅を続けて来たカモメたち。
 佐渡はもうすぐだよ。お疲れ様。




2012-11-04~05 (3)





2012-11-04-05.jpg

■佐渡に住んでいる頃、時折、音楽の神様に手を合わせに行った出島、風島弁天が近づいて来た。手前は姫崎。   
 ここを超えると佐渡、両津湾。フェリーの船内に「佐渡おけさ」が流れ下船のインフォメーションが流れる。
 春に訪れた際は嬉しくてワクワクした。あの時はこんなに切ない気持ちで再び訪れる事になろうとは思わなかった。





2012-11-04~05 (7)

■夕方、親友や仲間との再会を果たし、ひと心地がついたが、言葉に詰まり外に出た。
 親友宅の庭先からの近景。
 田畑にくすぶる もみ殻の匂いが、この島に秋の深まりを告げる。
 向こうに佐渡の最高峰、金北山が見える。
 僕らが居た頃と 変わらない。 ああ、佐渡だ。


2012-11-04-05 (8)

■親友は知る人ぞ知る東洋医学の名医師。そして合気道の師範でもある。
 そしてまたある時は銘酒ライターでもある。
 亡くなったHちゃんは彼の仕事の良きサポーターでもあった。
 
 

2012-11-04~05 (10)

■Hちゃんの遺言で葬式は行わない。もちろん通夜も行わない。
 これは御弔いパーティ。
 良質の佐渡の地酒が、Hちゃんたちとつき合いの濃かった数件の造り酒屋の社長から直接届く。



2012-11-04~05 (9)

■酒屋のDちゃんの差し入れ。自らさばいた「マハタ」…幻の高級魚。
 佐渡の市井には様々なプロがいる。普段はただの酔っ払いの若旦那、Dちゃんも実は能楽の能管の名手である。
 それだけではなく釣りや写真の腕もプロである。最近は望遠鏡を改造して、自作の超望遠レンズを作っちまった。


僕たちが住んでいたころは、毎日のように仲間とこのようなパーティを開き楽しい時間を共有していた。
自分で釣ったり獲ったりした魚介類を調理して来る人、自分で無農薬で作った米をおにぎりにしてくる人、やはり自家製の安全な野菜を料理して来る人、自家製天然酵母で作ったパンを持ってくる人、作った酒を持ってくる人…
宴会要員の音楽家や芸人も人材豊富。カラオケなどは勿論必要なし。

ただし皆、揃いも揃って、赤貧を洗いまくっているビンボーな連中ばかりだが…。

…ほんとうの豊かさとは ? ほんとうの贅沢とは何だろう ?

それにしても、この場にHちゃんが居ないのがどうしても納得できない。
そろそろいつものようにタガの外れかかった俺達にツッコミを入れてくれー。
美味い酒のせいか 俺もダジャレが止まらんぞー。
助けてくれー。

(つづく)


※少し長くなりますので三篇に分けてUPします。
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コメント
Hさんのご冥福を祈りつつ 続きも読ませていただきます
yuukodot 2012.11.07 18:16 | 編集
ありがとうございます。

彼女もきっと喜んでくれると思います。
Haokahdot 2012.11.07 20:04 | 編集
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