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2013
04.25

イナウ ニニ  (ミズキ)

Category: 自然観察
今日は区のゴミ当番の日
朝、6時半から7:時までの30分だけだが、
ゴミステーションで資源ゴミの仕分けや整理をしたりする。
隣組長になった人の年間のお仕事である。

7:時過ぎ。家に戻って、さて久々のお仕事…
だが、始めるにはまだちょっと早い時間
というワケで散歩に出かけた。

と、いつもの散歩道 (ショートコース)で、こんなモノを発見。

2013-04-25-1.jpg





2013-04-25-1 (2)





2013-04-25-1 (1)


ミズキの樹なのだが、2~3日前、通った時、雪で折れたらしい太い枝の所が切ってあった。
それが今日見ると…

実はこれ「樹液酵母のコロニー」

樹木の切り株や、幹の傷などから流れ出た樹液に、天然の酵母が繁殖して発酵。
そこに赤カビが付着し、繁殖してコロニーを形成したモノなのだ。

今の時期に気をつけて森や木立を眺めていると時折出会う。
尚。僕はまだ見た事はないのだが、
この状態の樹液をリスが食べる事が報告されている
自然界に「無駄」という言葉はない。

ところでこのミズキという木。
樹液が多く早春に切ると水が滴り落ちる…
という事からミズキと名付けられたそうなのだが、
生育地もやはり渓谷周辺などの水分条件の良い場所が多いようだ。
ちなみに5~6月には可憐な小白花を群生させる。

ミズキは昔から日本人の暮らしとも関わりが深く
木地が白く細工がしやすいので、こけし木地として用いられるほか、
建築材,ろくろ・寄木細工,漆器木地,箸,杓子,玩具,
下駄,彫刻材,印材,薪炭など、大変用途の広い樹木だ。

ちなみに会津では小正月に豊作を祈願して行なわれる「団子さし」という行事の際、
ミズキの小枝に団子を刺して花が咲いたようにして部屋に飾る。
その事から会津では通称「団子さしの木」と呼ばれている。


そして日本の先住民
アイヌ民族は、このミズキを使って神事に用いるイナウ(木幣)を作る。
なのでアイヌ語で「イナウニニ」(木幣の材をとる木)と呼んでいる。


2013-04-25-1 (3)


ところでこの「樹液酵母のコロニー」
触った感触は「ぷにゅっ」という感じ
味は無味無臭と云われているがが、この樹液はかすかに酸味を感じた。


2013-04-25-1 (4)

しかし、この色合いと云い、滴る様子と云い
かつてヤマト民族によって惨殺されたアイヌの民の血しぶきのような気がしてならない。

いや、つい最近まで…
いやいや、今も尚、虐げられ続けているアイヌ民族が
イナウの木に託した魂の叫びのような気がしてならないのだ。


【本日の野鳥】

散歩の途中に出会ったキセキレイ
この黄色のグラデーション。この美しさ、たまりません。
しかもすっぴんだぜ !!



2013-04-25kisekirei.jpg



あ、もう一つ。 薄いけど青のキクザキイチゲ、やっとみーつけた !!


2013-04-25-1 (6)






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