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2013
02.09

憲法違反にございます

福島民報 2月9日(土)より

20130209民報(1)
   20130209民報(2)



まるでテレビドラマのような話だが、
原発を巡る出来事の、一つの真実の姿である。

このような辛苦を舐めさせられた良識ある専門家は
安斉さん以外にもまだ存在する事を
長期にわたり反原発、脱原発を世に呼び掛ける人々は知っている。

いや、専門家だけではない。

安斉さんの受けた辛苦とは比較にならないし、内容も違うが、
かく云う僕もそのような目にあった一人である。

1988年秋。
僕は静岡県御殿場市に在る障害者施設の職員をしながら
チェルノブイリ原発事故や四国、伊方原発の出力調整テストを受けて
日本各地から草の根的にわき上がる脱原発の声に呼応し、
地元、静岡、浜岡原発の反対運動を始めていた。

そんなある日、その施設の事務所を一人の男が訪ねて来た。
男は自らが私服警官であることを声高に事務職員に告げ
施設長を呼び出し、事務職員のいる前で、
僕が「原発の反対運動に関わっているようだが」
という事を前置きし、僕の経歴などを根掘り葉掘りと訪ねたのだ。

その時、僕は利用者さんと共に外出に出かけていたのだが
施設に戻ると早速、施設長に呼び出された。

普通であれば、職場に警察が訪ねて来るというのは、
これは「ゆゆしき事態」である。
僕は即刻クビか左遷…とまではいかなくても
周囲の反応や仕事場への影響を考えると
とても居たたまれずに「辞職」…という事もあり得る。

が、施設長のSさんは、かつて水俣闘争でパクられた経験のある人だった。
「明らかに ”嫌がらせ” でしたので、体よくあしらわせていただき
直にお引き取りをいただきました」という報告と共に
「命をお預かりする施設職員が
 命を脅かすものに異を唱え、声を上げるのは当たり前のことです。
 これからも頑張って活動を続けてください」
と励ましの言葉までくれたのだった。

その言葉を思い出すたび、今も目頭が熱くなる。

それとは対照的に私服警官の対応は
デモや集会で出会った時などもひどいものだった。

僕らの脇に近付いて来ては、まるでヤクザのような口調で罵声を浴びせかけ
眉間にしわを寄せ、こちらを睨みつけたまま更に顔を近付け挑発してくる。
挑発に乗り、こちらから少しでも触れようものなら「公務執行妨害」で逮捕だ。

もっとも僕などが受けたこのような ”嫌がらせ”は大したことでは無い。
今も付き合いのある当時の仲間は
放射性廃棄物施設の建設を阻止する海上デモにカヤックで参加をした時
危くアチラに殺されそうになった経験がある。

これが日本と云う民主国家の本当の姿だ…。

※もっとも最近はネットによる抑止力のせいか露骨な行為には及ばなくなったようだが…。

さて、ここで持ち出すような事でもないかもしれないが
日本国憲法を今一度読んでみよう。

日本国憲法  第三章 

第十九条
思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

第二十一条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

※安齋さんに “嫌がらせ”を行った連中は「日本国憲法」というものを知らないようだ。
そして、東電も他の電力会社もはたまたこの期に及んで尚、
原発を推進しようとする輩も「日本国憲法」を知らないようである。

同じく日本国憲法  第三章

第二十五条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

福島には今尚、原発事故によって
「不健康で非文化的な生活」を余儀なくされている人たちがたくさんいるのだ。


そして第三章第十七条 には、かくある

何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、
法律の定めるところにより、国又は公共団体に、
その賠償を求めることができる。

この条項の通り、日本国政府はそして東電は、
明らかに日本国憲法を犯す犯罪者の群れとなりはてている。


さて本日のお口直し ♪猫は喜び 庭駆け回る♪

雪の中のぽー
「ぽー」は雪がお気に入りの様子で、雪かたし(除雪)をしていると、いつの間にか側に来てホントに駆け回っている




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