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2011
07.02

believe

去る6月22日、夏至の日。
原発災害で大熊町から避難をして来た人たちが仮住まいをする
会津若松市の某ホテルで、その避難者の方々を対象とした
「キャンドル・ナイト」のイベントで演奏をさせてもらった。


2011-07-02-1candlenight


キャンドル点灯に使用されたのは広島からバトンされて来た「平和の灯」
その灯を受け継いだ20本ほどのキャンドルが
会場のカフェコーナーの 分厚いケヤキのテーブルに静かに並んだ。

そして、とても暖かな、ほの灯りの中
40分ほどのミニ・コンサートを無事終えて
後はゆっくり、大人のお客さん達との懇親会を楽しむ…はずだった。

しかし客席の最前列を占めていた子供らが帰ろうとしない
そして「○×○×演って !!」「○×○×演って !!」と
嬉しいリクエストが次から次へと飛んできた。

おっしゃー !

仕舞いかけたギターをまた取り出し
宮崎アニメの曲や“アンパンマン”を皆で大合唱した。
会場は、さながら停電時の児童館と化し
周囲の大人の人たちを無視しながら盛り上がった。

そして一時が過ぎた頃、ある女の子が「ビリーブってゆー歌、知ってる ?」
と投げかけて来た。

「知ってるよ !」

♪ たとえば君が傷ついて くじけそうになったときは

   かならず僕がそばにいて 支えてあげるよ その肩を

  世界中の希望のせて この地球はまわってる

   今 未来のとびらを開けるとき
   悲しみや苦しみが いつの日か喜びに変わるだろう
    I believe in future 信じてる ♪

真剣な眼差しで 噛みしめるように唄う子供らと 一緒に唄いながら 
込み上げる思いを止めようもなかった。

この子たちは すべてを 知っている。 
この世界で 何が起こっているのかを全身全霊で感じ
耐え続け、そして涙をこらえ震えているのだ。

子供たちの 濁りのない瞳には
平和の灯を灯したキャンドルが
静かにゆれていた。

この希望の灯を消してはいけない。

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